「周囲のキャストさんやスタッフさんに、助けられた」シアターセブンにて映画『恋愛準々決勝戦』の舞台挨拶レポート

「周囲のキャストさんやスタッフさんに、助けられた」シアターセブンにて映画『恋愛準々決勝戦』の舞台挨拶レポート

©Tiroir du Kinéma

6月18日(土)、大阪府にあるシアターセブンにて、映画『恋愛準々決勝戦』(2日間限定のイベント上映)の舞台挨拶が、行われました。

この日は、監督の小濱匠さんとプロデューサー兼音楽担当のアンドリュー・シンさんが、ご登壇されました。

映画『恋愛準々決勝戦』のあらすじ

「愛するということ」をテーマに、男女三人が織り交ぜる三角関係を描いた恋愛模様。

真里と秋親の夫婦。真里の親友の渚。

信頼する二人に裏切られたことを知った真里は、その事実をなかったことにしようとする。

だが、徐々に彼女の行動が原因で、彼らの関係が、激変し始める。

この日、登壇された小濱匠監督は、撮影中の大変だった事を聞かれ

「本作のシーンで言えば、主人公たちが公園で出会う場面があると思いますが、このシーンの撮影が、スケジュールの最終日にありました。僕自身が眠れなかったり、心病が重なり、極限状態まで行ってしまい、全然演出ができなかったんです。シナリオを読んでも、ストーリーが頭に入って来なくて。パニック状態になっておりました。その時は、いつでも「助けて。」と言って、助監督や他のスタッフさんが、動きやカメラを決めてくれるんです。その間に、僕自身も落ち着きを取り戻して、演出できた事がありました。最後のクライマックスの場面でも、一度リハーサルをしてみたら、今ひとつセリフがしっくり来なくて、これではダメだと、一度止めて、役者さんと一緒に休憩しながら、急遽シナリオの台詞の変更を20分で決めたりしました。現場では、大変なことがたくさんありましたが、周囲のキャストさんやスタッフさんに、助けられたのが、大変でしたがいい思い出です。」

と、作品の製作背景の話をされました。

映画『恋愛準々決勝戦』は、大阪府のシアターセブンにて、2日間限定上映のイベントが行われた。