映画『鬼の臍を蓼酢で喰う』シネ・ヌーヴォにて初日舞台挨拶 鬼村監督、主演の奥井隆一さんら、関係者が一同にご登壇

映画『鬼の臍を蓼酢で喰う』シネ・ヌーヴォにて初日舞台挨拶 鬼村監督、主演の奥井隆一さんら、関係者が一同にご登壇

2021年12月7日
(c)Tiroir du Kinéma2021.12.4

取材・文・撮影 スズキ トモヤ

12月4日(土)、大阪府のシネ・ヌーヴォにて、映画『鬼の臍を蓼酢で喰う』の初日舞台挨拶が行われた。

この日は、鬼村悠希監督はじめ、主演の​奥井隆一さん、流石矢一さん、赤田健さん、上木椛さん、川添公二さん、川原田新一さん、ご登壇された。

映画『 鬼の臍を蓼酢で喰う 』は、「茨の道会」傘下の「武田組」組長(川原田新一)は、幹部にのし上がるため、自身が組長を務める「武田組」の息子の「真央田」に継がせようと手探り状態だった。

だがしかし、息子は一般常識も礼儀も持ち合わせていないクズの典型だった。

そこで、組長はどうにかこうにか、息子に「2代目武田組組長」を継がせようとするため、バカ息子が任侠の世界で大きな仕事を成功させたかのように、側近の「根本」(奥井隆一)ら共に、裏工作を企てるのであった。


今回、ご登壇された出演者たちは、各々の想いを語ってくれた。

鬼村監督は、終始緊張しっぱなし。

最初の挨拶では「長編映画を劇場で流すのは、初めてでとても緊張しておりますが、最後まで楽しんで頂ければと思います。」と始めた。

劇場の壁にサインを書く監督

主役を務めた奥井さんは「本作『鬼の臍を蓼酢で喰う』は、鬼村監督と8月2日にあった仕事の打ち合わせの後、喫茶店でコロナの自粛規制の話をしました。

「コロナの現状が大変やなと話しつつも、この状況をチャンスに変えような」と話し合いました。

「なんとか動いていかないといけなね。 」という話しから、本作の企画が立ち上がりました。

9月の後半から撮影が始まり、怒涛のスケジュールで毎日が過ぎていきました。」

サイン風景

鬼村監督は「迫力のある場所で撮影したいなと思っておりましたので、まさか大阪の南港にあるATCさんで撮影できるとは、思ってもおりませんでした。

撮影がなかなか難しいロケ地にも関わらず、多くの方に協力してもらいました。

たくさんのエネルギッシュな映像が、撮れたのではないかと思っております。」

と、コメントを残された。

劇場前で集合写真

映画『鬼の臍を蓼酢で喰う』は、現在、大阪府のシネ・ヌーヴォのみで絶賛公開中。全国で上映しているのは、本劇場のみ。