「那須塩原市の魅力を、皆さんに知ってほしい」12月3日(土)、シアターセブンで行われた映画『川のながれに』の舞台挨拶レポート

「那須塩原市の魅力を、皆さんに知ってほしい」12月3日(土)、シアターセブンで行われた映画『川のながれに』の舞台挨拶レポート

2022年12月6日

©Tiroir du Kinéma

© Consent / Nasushiobara City

12月3日(土)、大阪府にあるシアターセブンにて、映画『川のながれに』の舞台挨拶が、行われた。

この日は、監督の杉山嘉一さん、プロデューサーの川岡大次郎さん、主演の松本享恭さんが、ご登壇された。

映画『川のながれに』のあらすじ

那須塩原の主流河川でもある箒川でSUP(スタンドアップパドルボード)の野外活動案内人をしている君島賢司は、幼少の頃に慕っていた父親と死別し、今は母と2人で仲睦まじく、ひっそりと暮らしていた。

そんな母親もまた、病気が原因で、急逝してしまい、天涯孤独の身となった賢司は、那須塩原に移住してきたイラストレーターの一人の森音葉と巡り会う。

©Tiroir du Kinéma

この日、ご登壇されたプロデューサーの川岡大次郎さんは、那須塩原市の移住体験から劇場公開までの経緯について、話された。

川岡さん:「那須塩原市に移住体験するというある番組が、ありました。そこに移住したことがきっかけとなり、街の美しい風景を映像に残したいという想いが沸き起こった瞬間から、本作『川のながれに』に繋がる企画が、誕生しました。今年2022年を迎えてから、那須塩原を舞台にした作品を作った経緯があります。実際は、昨年のなすしおばら映画祭で上映するために製作した作品ですが、作品の質や上映時間を考慮して、どうにか全国の方々に観て頂きたいと思い、クラウドファンディングを実施しました。本日、お集まり下さった皆様のお力で、ここ大阪での上映が叶いました。ありがとうございます!」

会場中が、暖かい拍手で包まれた。急遽、ティーチイン(質疑応答)へと切り替わり、観客側から様々な質問が飛び交った。一部抜粋。観客側から映画監督の杉山嘉一さんに拘った場面を聞かれ

杉山監督:「すべて拘りましたが、一番気合を入れたのは、父親役を演じる音尾さんとの場面は、非常に難しがったです。」

また主演の松本享恭さんは、撮影期間の話を振られて

松本さん:「撮影は、非常にハードでした。短い滞在期間でしたが、あの一瞬一瞬が本当に有意義な時間でもありました。」

映画『川のながれに』は現在、12月3日より大阪府のシアターセブンにて絶賛公開中。また、順次、京都みなみ会館にて公開予定。