映画『土手と夫婦と幽霊』大阪初日舞台挨拶のレポート

映画『土手と夫婦と幽霊』大阪初日舞台挨拶のレポート

3月12日(土)、大阪のシネ・ヌーヴォにて、映画『土手と夫婦と幽霊』の舞台挨拶が、行われた。

この日は、監督の渡邉高章さん、主演の星能豊さん、女優のカイマミさん、音楽担当の押谷沙樹さんが、ご登壇された。

映画『土手と夫婦と幽霊』のあらすじは、小説家の私(星能豊)は、葬式の帰りに「高橋」(佐藤勇真)に誘われ、土手沿いに住む「女」(カイマミ)の会いに行く。

「私」は目覚めると、帰る場所もわからず、「女」の家に居座ることに。思い出せない記憶、不味い食事、ぬるい風呂。

輝きを失ったこの世界にはルールがあった。

この日、ご登壇された渡邉監督は

「関西で上映したいという想いが、叶いました。メジャー映画ではございませんが、今まで出演者の地元や関係者の縁のある場所で上映してまいりました。私が生まれ育った場所や主演の星能豊さんの金沢県。今回はヒロインのカイマミさんと音楽担当の押谷沙樹さんの活動拠点でもある、地元大阪で上映できたのが、本当に嬉しく思います。」

と、作品の上映にあたって、熱い想いを語った。女優のカイマミさんは、

「皆様本日はご多忙の中、お集まり下さりまして、誠にありがとうございます。今、壇上から見えている景色はとても贅沢で、今日初めてお会いさせて頂くお客様、そしていつも支えて下さっている皆様が、私の目に贅沢に写っております。とても感謝の気持ちでいっぱいです。」

と、涙ながらに熱く感謝の想いを述べられた。また、本作の主演の星能豊さんは、

「僕自身は、シネ・ヌーヴォさんでの上映は、初めての経験です。劇場の雰囲気は、とてもいいですね。実は昔、別作品で上映して頂けた時は、こちらの劇場に足を運ぶことはできませんでした。来させて頂きたいとは、ずっと思っておりました。この作品と館長さんのおかげで、上映して頂けたこと。また、大変な世の中、劇場にまで足を運んで頂けた観客の皆様に感謝でいっぱいです。」

と、作品の上映に対する感謝を述べた。

映画『土手と夫婦と幽霊』は3月12日(土)から大阪府のシネ・ヌーヴォにて絶賛公開中。また、3月18日(金)より京都府の京都みなみ会館でも、上映が始まっている。4月23日(土)からは、兵庫県の元町映画館でも公開が決まっている。