「いつまでも残り続けてほしい」1月28日(土)、シネ・リーブル梅田で行われた映画『銀平町シネマブルース』の先行上映舞台挨拶レポート

「いつまでも残り続けてほしい」1月28日(土)、シネ・リーブル梅田で行われた映画『銀平町シネマブルース』の先行上映舞台挨拶レポート

2023年1月30日

©Tiroir du Kinéma


©2022「銀平町シネマブルース」製作委員会

1月28日(土)、大阪府にある映画館 シネ・リーブル梅田にて、映画『銀平町シネマブルース』の先行上映舞台挨拶が、行われた。

この日は、監督の城定秀夫さん、主演の小出恵介さんが、ご登壇された。

映画『銀平町シネマブルース』のあらすじ

青春時代を過ごした街・銀平町に帰ってきた一文無しの青年・近藤。

映画好きの路上生活者の佐藤と共に、商店街の一角にある映画館・銀平スカラ座の支配人・梶原と知り合い、銀平スカラ座でアルバイトとして働くことになるのだが…。

この日、ご登壇された城定秀夫監督は、作品に対するテーマやメッセージについて聞かれ

城定監督:「彼の復帰については、正直意識していませんでした。誰に対しても同じ目線で接して来たつもりであります。作品だけではなく、他のキャラクターを描く時でも、悲しい事含め、少しだけ明るい気持ちになれるよう、また前向きになれるようにと願って、本作を製作しました。」と、作品の製作経緯を話された。

また、近藤猛というキャラクターのお話を受けた時の率直な気持ちを聞かれた主演の小出さんは、

小出さん:「本作をきっかけに、本格的に復帰させて頂く作品となりました。役柄も含めて、自分自身も近藤と一緒に歩み出して、再出発して行くという願いを込めて、取り組んで参りました。すごく温かい作品で、また映画に対するリスペクトが、非常に溢れ出た物語です。自身も尊敬の気持ちを忘れずに、演じさせて頂きました。」と、話しました。

最後に、関西での先行上映を開催して、今のご心境について、お二人からコメントを頂けた。

城定監督:「コロナ禍以降、都外での舞台挨拶が難しい状況が続いていたので、大阪、名古屋の皆さんと直接お会いできて嬉しかったです。ありがとうございました。映画館離れが進む世ですが、映画館がなくなってしまっては僕が困ります。映画と観客の出会いの場として、いつまでも残り続けてほしいです。僕も自分のやれることで映画館を守って行きたく、まずは『銀平朝シネマブルース』をスーパーウルトラ大ヒットさせて、興行的に映画館を応援したいと思いますので、応援の応援よろしくお願いします!」

小出さん:「映画の公開に際して、またこうして全国を廻れることがとても嬉しく、ありがたみを感じております!これぞ映画の宣伝!という気が致しております!皆々様、よろしくお願いします!」

映画『銀平町シネマブルース』は関西では、2月10日(金)より、大阪府のシネ・リーブル梅田イオンシネマ シアタス心斎橋。京都府のアップリンク京都出町座イオンシネマ京都桂川。兵庫県のkino cinema 神戸国際。2月17日(金)からは、和歌山県のイオンシネマ和歌山にて、公開予定。また、全国の劇場にて、順次公開予定。