


現在、大阪府の第七藝術劇場にて上映されている映画『オールドカー てんとう虫のプロポーズ』の舞台挨拶が、6月1日(日)に第七藝術劇場にて行われた。映画『オールドカー てんとう虫のプロポーズ』は、鹿児島県を舞台に、旧車(オールドカー)を通じて3世代の家族の絆や思いがつながっていく様を描いたヒューマンドラマ。
映画『オールドカー てんとう虫のプロポーズ』は、5月23日(金)より京都府のアップリンク京都、5月31日(土)より大阪府の第七藝術劇場にめ上映中。また、6月7日(土)より兵庫県のCinema KOBEにて上映予定。
6月1日(土)の第七藝術劇場の上映後、映画『オールドカー てんとう虫のプロポーズ』の舞台挨拶が行われた。この日は、出演の熊田曜子さん、暁月ななみさん、プロデューサーの松田和亜紀さんが、登壇された。

出演の熊田さんは、「老若男女、幅広い世代の方が観に来て下さっていますが、ストーリーが観る人によって、感情移入する人物や場面が変わると思っています。感じ方も違うと思います。映画を観ている時、誰が頭に浮かぶかによって、きっと今皆さんが歩んでいる人生で最も大事な人が出てくると思います。その方を大事にしたいと思える、そんな映画に仕上がっています。皆さんが、思い浮かべた誰かに、この映画を伝えて頂けたら嬉しいです。」と話された。
出演の暁月さんは、鹿児島弁について聞かれ「鹿児島弁を覚えるのが、大変でした。何が大変かと言いますと、覚えた鹿児島弁のセリフを演技できたとしても、なかなかOKが出なかったんです。監督よりも方言指導者の方が一所懸命で、現場でも一番、首を横に振ってNGばかりで、OKをくれなかった思い出があります。場面やセリフには、細かいニュアンスがたくさんあって、一つ一つ完成させるのが難しかったです。もう一つ、この作品の魅力は全編鹿児島オールロケですが、映像には鹿児島の絶景ポイントがたくさん収められていて、鹿児島で一番有名な桜島を様々な場所から、様々なカメラアングルで見ると、一つ一つがまったく違う桜島に見えて、普段なかなか見れない景色がたくさん見れるのは、貴重だと思います。」と話された。
最後に、プロデューサーの松田和亜紀さんは「お2人からこの映画の魅力や想いをたくさん言って頂けたので、僕から話す事はないんですが、僕ら映画を作っている人間からすれば、一人でも多くの方に観て頂いて、その方が今、生活の中で何かの気付きになり、改めなければならなかったり、希望や夢を持てる感情になって頂ければ、映画を作っている立場の人間としては、いい結果になっていると感じています。一つの作品として、多くの方に観て頂けるように、まだまだ広げて行きたいと思っています。」と話された。
映画『オールドカー てんとう虫のプロポーズ』は、5月23日(金)より京都府のアップリンク京都、5月30日(金)より兵庫県のプラット赤穂シネマ、5月31日(土)より大阪府の第七藝術劇場にて上映中。また、6月7日(土)より兵庫県のCinema KOBEにて上映予定。