3月27日(日)、梅田ブルク7にて映画『ツーアウトフルベース』の舞台挨拶が行われた。
この日は、監督の藤澤浩和さんはじめ、イチを演じる阿部顕嵐さんとハチを演じる板垣瑞生さんが、ご登壇された。
映画『ツーアウトフルベース』のあらすじは、プロ入りが期待されるほど、前途有望な高校球児だったイチとハチ。部内で起きた不正行為で甲子園出場が取り消される。
そのまま転落人生を歩む二人。それから10年後、薬物に溺れ、自堕落な生活を送る彼ら。
ある時、ヤクザに難癖をつけられ、不良グループの抗争に巻き込まれる。
絶体絶命のピンチを切り抜け、彼らは人生の歯車を再び動かすことがでるのか!?
7人組男性ボーカル・ユニット「7ORDER」の阿部顕嵐が映画初主演を務めた青春映画。
この日、登壇された藤澤浩和監督は最初の挨拶で、
「私と縁のある劇場で、自身の作品が上映できるのは光栄」
と話し、登壇者の三人はこの件で話が盛り上がっていた。監督は兵庫県出身で、学生時代に頻繁に本劇場に足を運んだとも、話しておりました。
俳優の阿部顕嵐さんは、「あなたの宝物は?」という質問に対して
「いっぱいある中で、唯一の宝物は「時間」です。モノだと簡単に買えたりしますから、お金でも買えない「時間」は、僕の宝物かなと、常々考えております。人や人との関係性など、目には見えないものが「宝物」だと感じます。」
板垣瑞生さんは自身が演じる「ハチ」について聞かれ
「いい意味で、イチとハチの最初の関係性を作ることにしか集中していませんでした。僕はそれだけで十分、表現できるかと感じました。最初にイチとハチが、どういう関係性で、ハチがイチに対して、どう思っているのかということが、この作品において、最低限必要なことだと思いました。それ以外は、藤澤監督や出演者と一緒に新しい作品を作っていく時間。また、一瞬一瞬を生きるように撮影に挑みました。」
と、それぞれお話されました。また、俳優の阿部顕嵐は、大阪・梅田にちなんで、自身のお召し物を「梅の花」を拵えた柄物のパンツを披露されました。
映画『ツーアウトフルベース』は、梅田ブルク7他、全国の劇場にて、絶賛公開中。