8月6日(土)、大阪府にある第七藝術劇場にて、映画『ディスコーズハイ』の初日舞台挨拶が、行われた。
この日は、監督の岡本崇さん、現在もヴィジュアルロックバンド界を牽引するMIRAGEのベーシストKISAKIさん、出演者のぽてさらちゃん。さん、司会の杉野淳子さん、司会アシスタントのKUZUさんが、ご登壇された。
映画『ディスコーズハイ』のあらすじ
レコード事務所のヤードバーズにコネ入社した瓶子撫子。
同期の別久は、注目を浴びるバンドを次から次へと手がける一方、撫子が委任されているロックバンド「カサノシタ」は、常にうだつが上がらないダメバンド。
次作のバジェットさえも割り当てられない中、撫子はロックバンド「カサノシタ」のMVを手作りで拵え、周囲のファンの動き次第で、作品のリリースが一考されることに。
危機感もバイタリティも持ち合わしていないメンバー達と、撫子は別久へのライバル意識に火を点け、力行するはずだったが…。
この日、ご登壇された「MIRAGE」のKISAKIさんは、「印象に残っている場面」を聞かれ
「ぽてさらちゃん。演じるキャラ含め、個性的な登場人物が登場し、そんな中、ひとつの夢に向かっていく姿を見て、僕自身と重なる部分もありました。自身に対して振り返れると感じました。」
出演者のぽてさらちゃん。さんは
「兵庫県や東京の舞台挨拶まで足を運びましたが、その時は岡本監督の作品として観れましたが、大阪は自分が活動している場所なので、知り合いの方もたくさん来られ、東京上映の時とはまた違った雰囲気を味わっております。」
また、司会、司会アシスタントの杉野淳子さんとKUZUさんは、監督から同じ質問を振られ
KUZUさんは「社長が、MVのすべてに対して、ツッコム場面が、とても面白かったです。」
杉野淳子さん「作中に登場する二組の人物が、影で繋がっていた設定に驚きを隠せず、感動してしまいました。」
と、それぞれ感想を述べた。
2つ目の質問「好きなキャラクターとその理由」を聞かれ、ぽてさらちゃん。さんは
「断トツで、「ディスコーズハイ」と道端で煽っていた女性のキャラクターが気になりました。」
KISAKIさんは
「名前を忘れてしまいましたが、「カサノシタ」のバンドでベースを弾いている方が、とても気になって仕方がなかったです。ほとんど喋らない人物ですが、ベースをプレイする姿が、とても印象的でした。」
岡本崇監督は
「僕の印象に残ったキャラクターは、KUZUさん演じる人物がとても面白かったです。劇中では、ほとんどアドリブなんです。一箇所だけ台本通りでしたが、それ以外はすべてアドリブで演じられておりました。TM_NETWORKのネタは、退屈ではなかったのでは、と思います。あの場面は、すべてカットしようかと考えておりましたが、なんとか残すことができました。」
と、TM_NETWORKのネタで会場は盛り上がりつつ、イベントは終了した。
また、劇場で販売しているパンフレットには、俳優の鈴木智久さんが演じるバンド「カサノシタ」から失踪した笛田のその後の人生が、QRコードを読み込むと、動画視聴できるそう。
所感ではあるが、インタビューやスタッフ紹介、スピンオフの動画など、盛り沢山な内容になっているにも関わらず、これでパンフレット代「800円」は安い。
これを機会に、記念としてパンフレットの購入も視野に入れたいところ。
映画『ディスコーズハイ』は、8月6日(土)より、関西の大阪府にある第七藝術劇場にて、絶賛公開中。また、8月19日(金)より京都府の京都みなみ会館にて、上映予定。第七藝術劇場では、連日舞台挨拶有り。