

現在、京都府のイオンシネマ京都桂川にて上映されている映画『ら・かんぱねら』の舞台挨拶が、6月28日(土)にイオンシネマ京都桂川にて行われた。映画『ら・かんぱねら』は、クラシックの超難曲「ラ・カンパネラ」のピアノ演奏を独学で成し遂げた九州の海苔師・徳永義昭さんの実話を基に描いたヒューマンドラマ。

6月28日(土)のイオンシネマ京都桂川の上映前、映画『ら・かんぱねら』の舞台挨拶が行われた。この日は、出演の伊原剛志さんが、登壇された。
出演の伊原さんは作品の見所を聞かれ、「これは、オール佐賀ロケです。佐賀の海苔漁師のお話です。作品のモデルには、徳永義昭さんという海苔師の方がいます。ある時、フジ子・ヘミングさんが奏でる「ラ・カンパネラ」を聴いて、「おいもこれを弾いてみたか」と言って、無謀にもピアノ未経験の徳永さんが、ピアノの特訓を始めて、7年かけて弾けるようになって、多くの著名人の前で弾き続け、最終的にはフジ子・ヘミングさんの前で弾いて、彼女も凄く感動した話でもあります。福岡でリサイタルがあった時、前座で徳永さんが呼ばれて、「ラ・カンパネラ」を弾けるようになった物語です。その方が、彼が7年かけて弾いてピアノを、まったくピアノを触った事がない私も撮影までに何とか習得し、現場に挑みました。」と話された。

また伊原さんは「この台本を読んで、最初は吹き替えでいいと説明を受けましたが、徳永さんの経験談をお聞きして、私も一からピアノを習得した方がいいと判断し、自分が弾かない訳にはいかないと思ったんです。役者魂にふつふつと火が付き、ピアノの難しさをよく分かっておらず、ひとまず、挑戦してみようと思い、練習が始まりました。」と話された。
映画『ら・かんぱねら』は、6月28日(土)より京都府のイオンシネマ京都桂川にて上映中。