12月3日(火)から12月8日(日)の6日間、京都の京都文化博物館にて開催される第16回京都ヒストリカ国際映画祭2024の記者会見が、京都東映撮影所内にて行われた。
今年の映画祭のテーマは、「持たざる者の戦い」と称して、監督、脚本家といった制作サイド。また、制作サイドだけでなく、興行、配給など、映画業務に携わる全映画人の持たざる奮闘を讃えて、名付けられた本映画祭の今年のテーマ「持たざる者の戦い」は、現在における映画業界の現状を丸々、テーマに盛り込んだような深みを与える。業界の誰もが最小限か、何も持たない状況から様々は作品を生み出している。誰もが「持たざる者」として讃えられる日が来る事を願う。
今年の映画祭の見所
・『SHOGUN 将軍』の撮影秘話が聞ける。本映画祭開催中、福永壮志監督とプロデューサーの宮川絵里子氏が来場。
・京都映画企画市から生まれた映画『黒の牛』、過去のラボ参加者『ワンス・アポン・ア・タイム・カリビアン』凱旋上映。
・日本初公開は4本。その他、ベルリンのコンペで注目の『グローリア!』など、世界で注目の歴史映画をいち早く紹介
・日本アニメ界のレジェンド・プロデューサー・丸山正雄氏が山中貞雄脚本をアニメ化など、多岐にわたる作品が上映され、関係者が登壇する。
全18作品の上映ラインナップは、以下の通り
ヒストリカ・スペシャルでは『SHOGUN 将軍(第一話、第二話)』映画『雪の花-ともに在りて-』映画『黒の牛』など上映。
ヒストリカ・ワールドではイタリア映画の『グローリア!』、オランダ映画の『スウィート・ドリームス』、ポーランド映画の『農民』など上映。
また、イタリア文化会館-大阪企画プログラム-ではイタリア映画の『私の誕生日』『ヴァイオント』が上映される。
第16回京都ヒストリカ国際映画祭2024は、12月3日(火)から12月8日(日)の6日間、京都文化博物館にて開催。