「思い浮かべた誰かに」6月28日(土)、大阪府の第七藝術劇場にて行われた映画『星より静かに』の舞台挨拶レポート

「思い浮かべた誰かに」6月28日(土)、大阪府の第七藝術劇場にて行われた映画『星より静かに』の舞台挨拶レポート

©Tiroir du Kinéma

©ステューディオスリー

現在、大阪府の第七藝術劇場にて上映されている映画『星より静かに』の舞台挨拶が、6月28日(土)に第七藝術劇場にて行われた。映画『星より静かに』は、55歳の時にADHDと診断された君塚匠監督が、ADHDをテーマにドキュメンタリーとドラマを交錯させて描いた作品。

6月28日(土)の第七藝術劇場の上映後、映画『星より静かに』の舞台挨拶が行われた。この日は、監督の君塚匠さんと出演の蜂丸明日香さんが、登壇された。

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監督の君塚さんはご自身の経験を映画化にした経緯を聞かれ、「どうせ作るのであれば、自分を出せる作品を作りたいと思ったんです。ADHDを持っていると非常に生きづらい感情を持っており、その事を題材にした作品を何か作れないかと思って、蜂丸さんにも声を掛けて、作品制作の話を進めて行きました。」と話された。

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出演の蜂丸明日香さんは制作経緯について聞かれ、「監督とは、10年ほど前から知り合いでした。私がまだ、俳優をする前のイラストレーターとして活動していた時期からのお付き合いでした。ある時、私が俳優を始めた話をしたら、監督が「今度一緒に何かできたらいいですね」と軽い気持ちから始まり、何か作るのであれば、意義のある作品を作りたいですね。と話し合った結果、監督がADHDを患っており、このテーマに絞って、より多くの方に知って頂きたいと、この映画の制作が始まりました。」と話した。

映画『星より静かに』は、6月28日(土)より大阪府の第七藝術劇場他にて上映中。