「県民45万人に供給する水道の水に化学物質PFASが含まれていた」ドキュメンタリー映画『ウナイ 透明な闇 PFAS汚染に立ち向かう』


水は、私達が生活する上で最も大切なライフラインの一つだ。もし、私達の生活に「水」が消えてしまったら、私達の今はどうなってしまうのか?ライフラインにおける水の必要性は、私達一人一人の生命にまで直結しており、「水」という存在を侮ってはいけない。ライフラインにおける水の重要性(※1)には、3つ要素が関係している。①生命維持(人間は水を飲まなければ数日で死に至るため、体内の水分を維持するためには水が不可欠)。②衛生保持(手洗い・うがいによる感染症予防や、体の清潔を保つために水は必要)。③生活活動の基盤(料理、トイレ、洗濯など、日常生活のさまざまな活動に水が使われる)。今でこそ、ライフラインに対する水の存在を重要視されているが、その昔、昭和の時代、特に「高度経済成長期(昭和30年代~40年代)」には工業排水における公害病が社会問題となり、工場排水から出た有害物質が河川を汚し、水俣病やイタイイタイ病が多発したのは周知の事実だ。この問題に対し、昭和45年、国の法律にて「水質汚濁防止法」が制定され、昭和40年代には「公害対策基本法」が整備された。工場排水の規制が強化された事によって、水質汚染は一部改善されている。しかし、生活排水による汚染も問題となり、昭和後期の都市型・生活型公害への考え方の転換も見られた。でも、公害問題は一件落着の終着を見ていない。まだこの問題は続いており、私達の生活の身近にあるのは健康問題や健康被害の危機だ。私達が思っている以上に、その魔の手は私達の日々の健康に直結している。ドキュメンタリー映画『ウナイ 透明な闇 PFAS汚染に立ち向かう』は、PFAS汚染の問題に声を上げた女性たちを取材したドキュメンタリー。PFAS汚染とは、化学物質PFAS(有機フッ素化合物)が含まれた水道水を指し、その危険性を訴える沖縄の女性達の姿を追っている。

飲み水や生活用水として県民45万人に提供される水道水が今、有害物質で侵され、人々の健康に害を及ぼしている。今を生きる子ども達の未来、産まれて来るであろう子ども達の未来、そして今を生きる女性の命や生活が脅かされている。この有害物質を簡単に説明すると、有機フッ素化合物は炭素とフッ素が結合した有機化合物の総称。略してPFASと呼ぶとが、効力は水や油を弾き、熱に強い特徴を持っている。その為、撥水剤、消火剤、コーティング剤など、幅広く使用されている。たとえば、コーティングが施されたフライパンに、この有機フッ素化合物は使われており、私達の生活の身近で役に立っている反面、今私達の生活に牙を向いている。なぜ、沖縄の水道水にこの有機フッ素化合物(PFAS)が含まれているのかは作品内でも訴えている事だが、その主たる原因は米軍基地から流出した泡消火剤や産業廃棄物処分場からの流出と考えられている。排出されたPFASは自然界で分解されにくい成分を有し、土壌を汚染し、地下水や河川を通じて水道水の水源にまで流れ込む。この水質汚染問題が今、沖縄県民の生活に大きく影響を与えており、社会問題として浮上している。なぜ、生活用水にまで汚染物質が混入するのか、そのメカニズムには、まず泡消火剤などに含まれるPFASは、米軍基地の訓練や事故、産業廃棄物処分場での処理などによって土壌に放たれる。そして、土壌に放出されたPFASは、自然界で分解されず、長期間にわたって蓄積する。有害物質が溜まり汚染された土壌から染み出たPFASは、地下水や河川に浸み込み、広範囲に拡散される。そして最後に、地下水や河川が水道水の水源となり、最終的に水道水にPFASが混入する結果となる。これが今、沖縄で起きている現状だ。特に、嘉手納基地周辺の比謝川流域に、米軍基地からの泡消火剤の漏出されている。これが、主要な原因と考えられている。また、普天間基地の泡消火剤が処分されていた沖縄市の産業廃棄物処分場も汚染源の一つ明らかになった。有機フッ素化合物は自然界ではほぼ分解されない性質(「永遠の化学物質」と呼ばれ)を持ち、体内に蓄積される事によって、健康被害の可能性が指摘され、沖縄県内で最も大きな環境問題の一つと指摘されている。

沖縄での水質汚染から端を発した問題ではあるが、これが本当に沖縄だけの問題だろうか?私達には知らない真実が、この日本国には眠っている。それは誰も教えてくれない、どこも報道しない、社会問題の真実が透明な闇の中に渦巻いている。その闇を暴くのも、その闇に光を当てるのもすべて、私達国民が率先して訴える事だ。やましい事や不都合な事には、一切発信しない国や地方自治体の存在は国民にとって不利益な存在だ。私達には知る権利があり、訴える権利がある。今、日本国内で一体、何が起きているのか、どんな形であれ、少しでも発信する事が大切だ。先程、沖縄から端を発したとしたが、もうこれは沖縄だけの問題ではない。横須賀に同じ米軍基地を置く神奈川県において、確認されているPFAS汚染の一部には、在日米軍基地、特に横須賀基地や厚木飛行場(厚木海軍飛行場)が関連していると考えられている。横須賀基地周辺では、基地排水処理施設からPFASが検出され、基地側が謝罪する事態にも発展。厚木飛行場も神奈川県内の米軍基地の一つであり、PFAS汚染との関連性が強いと専門家から指摘されている(※3)。また調査を進めると、沖縄だけに留まらず、東京や大阪、北海道など、多くの地域で139箇所で基準値を超える有機フッ素化合物が検出されているが、これは由々しき問題ではないだろうか?数値を見ると、大阪では沖縄の数十倍の有機フッ素化合物(PFAS)が検出され、私の住む大阪の地域では工業地帯が多く、その工場から排水される水に多くのPFASが含まれていた。9月現在の発表では、少しは改善されているようだが、私の住む街(※4)でも、26箇所のうち19箇所からこの物質が検出され、昨年から今年にかけて、市から発表があったにも関わらず、この真実が市民に届いているかと問われれば、ノーだろう。一部の人間は理解をしていても、街全体には伝わっていないのは、どうしてだろうか?情報を届けなければならない機関が怠慢な行動をすると、その結果はどこにしわ寄せが来るのか?それは、何の罪もない市民一人一人の暮らしや生活に影響が出てくる。全国におけるPFASによる汚染マップでは、日本の至る所で有機フッ素化合物が検出されているのが現状だ。日本に住む私達の誰もが、この事実を知らずに生きている。特に、恐ろしいのは、無色の報告なしの地域だ。今後、調査のメスが入り、PFASなどが検出されれば、どうなるか?暫定目標値を超える量が検出される地域が増える可能性もゼロではない。

NHKの検証ドキュメンタリー番組「クローズ・アップ現代」にて、2022年にPFAS関連の特集,「PFAS汚染の実態 身体への影響は?米軍基地や工場周辺から相次ぎ検出 [クロ現] | NHK」が放送された。にも関わらず、世間にこの有害物質の危険性が一つも届いてない。2022年の放送から3年が経過するが、どこまでの国民にこの危険性が届いているのか、甚だ疑問だ。いち早く特集を組み、問題視しているにも関わらず、日本はこの周知に一切手を貸していない。今、私達の生活や生命の危機が脅かされている。誰にその危険性を訴えれば、良いのか?今、日本全体への周知が問われている。ドキュメンタリー映画『ウナイ 透明な闇 PFAS汚染に立ち向かう』を制作した平良いずみ監督は、あるインタビューにて本作が題材としている有機フッ素化合物(PFAS)の危険性について、こう話す。

平良監督:「(映画の)冒頭から描いていますが、最初は私の個人的な怒りからのスタートでした。当時、私には生後5ヶ月の子どもがおり、水道水からミルクを作って飲ませていたので、ニュースを見た瞬間、テレビが輪郭からぼやけていくような、怒りと不安で身体の震えが止まらなくなったことを覚えています。調べていくとPFASは特に乳児や子どもの発達に悪影響があることはわかり、これは許してはダメだとの思いから、取材をはじめました。私は子どもに毒を飲ませていたのかもしれない。私の周囲でも『目に見えないものなので非常に不安』という声が聞かれました。正直なところ、もっと世論が高まると思ったんですが…。この映画の主人公になっていく沖縄の女性たちです。彼女たちが声をあげ始めたんです。問題発覚当初は『命の水の問題だからこそ、政治が動く』と思っていました。ですが、発覚から3年経っても何も進まなかった。沖縄の場合、汚染源は“米軍基地である可能性が高い”と言われていましたが、特定のための調査すら行われていませんでした。そうした状況の中、『黙っていたらこのままずっとこの問題は垂れ流されてしまうんだな』と思った女性たちは勉強を始め、声をあげていきました。」(※5)と話す。監督や沖縄の女性達が、声を上げ始めたのは同時期の2019年頃。それから、テレビの報道番組や検証番組で取り上げられるようになったものの、2025年現在、有機フッ素化合物(PFAS)の危険性はまだ、日本全国には届いていない。映画をはじめ、作品の関係者が全国を回って、草の根運動のように危険性について伝えていかなければ、誰の耳にも届かないのが現状だ。僭越ながら、私のこの文章が一つ、何らかの形でこの活動の支援や助力に繋がればと願うばかり。日本だけでなく、日本を中心に、この物質の危険度が世界の環境関係の機関だけでなく、個人レベルでも危険であると一人一人が声を上げた時、この環境は大きく変わると信じたい。PFAS(ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物)は、耐久性と撥水性から多くの製品に使用されて「永遠の化学物質(Forever Chemicals)」と呼ばれており、環境中に長く残留し、生態系や人体への悪影響が懸念されている。世界中で規制が強化される中、特に欧州連合(EU)では1万種類以上のPFASを一律に禁止する「ユニバーサルPFAS規制」(※6)の提案が進んでいる。日本を含む各国の企業は規制の動向を注視し、代替素材の開発や製造プロセスへの対応が求められている。それでも世界では有機フッ素化合物(PFAS)が検出されており、世界的な汚染のホットスポットには、米国ミッド-オハイオバレー地区、オランダ・ドルトレヒト地区、イタリア・ヴェネト地域、中国・山東省が含まれる。沖縄や日本だけに留めてはいけない水質汚染問題であり、これをより多くの人々に周知と理解を求めて、立ち上がらなければならない。

最後に、ドキュメンタリー映画『ウナイ 透明な闇 PFAS汚染に立ち向かう』は、PFAS汚染の問題に声を上げた女性たちを取材したドキュメンタリー作品だが、ただの環境に対する危険を訴えた映画ではなく、私達の今の生活と子ども達の未来を守ろうと働きかけている。また、PFASにおける子ども達への影響として、特に発達期における影響が懸念されており、妊娠中の母親の体内のPFASが胎盤を通過して赤ちゃんに影響を及ぼす可能性や、幼い子供の「精神運動発達の遅れ」(※7)との関連が研究で示唆されている。具体的な発達の遅れとして、運動面や精神面での遅れが指摘され、染色体異常との関連性も研究が進んでいる。より確かな結論を出すためには、さらなる研究が必要だ。他の病状としては、出生体重の低下、肥満、耐糖能異常、精子の質の低下、多嚢胞性卵巣症候群、子宮内膜症などのリスクが指摘され、発がん性の可能性も懸念されている。「精神運動発達の遅れ」から考えて、PFASと発達障害の因果関係がどうなっているのか気になる所だが、PFASと発達障害の間に明確な因果関係はまだ証明されていないが、胎児の脳の発達に悪影響を与える可能性があると言われている。関連性を指摘する研究もまた、蓄積されつつある。特に、妊婦のPFASばく露が子どもの発達に与える影響については、さらなる研究が必要が進められている。2024年5月、京都大学医学研究科の原田浩二准教授によるマウスを使ったPFOAの研究では、様々な症状が見られたと報告があり、母親の体内にあるPFOAの濃度が、生まれた子どもの心の発達に一時的な影響を与える可能性があるとの報告もあったが、PFOAへのばく露が神経発達障害や行動障害と直接関係があるとは言えないとする研究(※8)もあり、さらなる調査が今後望まれる。遡って、私が産まれた80年代頃におけるPFASへの認知はどうだったのかを調べると、米国におけるPFASを製造していたデュポン社や3M社(※9)では、1980年ごろから健康被害への懸念が生じ、従業員を対象とした健康調査やラットを用いた動物試験が行われた。1990年代に入ると、工場周辺の住民から訴訟が相次ぎ、PFASへの懸念がさらに深まったとされる。特に、ウェストバージニア州のデュポン社工場周辺では、住民に下血や腎臓がんなどの健康被害が相次ぎ、2001年に約3500人がデュポン社を提訴した。この出来事は、映画『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』として描かれているが、有機フッ素化合物の危険性が1980年代頃から囁かれ続けていたにも関わらず、それが黙認され、なおざりになっていた事実に驚愕するしかない。上記の映画が制作・公開されたのが2019年(日本公開は2021年)だが、世界が目を向けるのはあまりにも遅すぎたとしか言えない。発達障害当事者として、私が産まれた80年頃から有機フッ素化合物の危険性が指摘されていたにも関わらず、それが黙殺されて来た背景を考えれば、今発達障害で苦しむ大人達の数奇な運命に心痛の情動だ。体内に入ってしまった有機フッ素化合物(PFAS)への改善で良いとされるているのは、食事では胆汁酸と結合して便とともに排出させる食物繊維の摂取。肝臓での解毒を助けるアブラナ科の野菜(ブロッコリー、キャベツなど)や腸内環境を整える発酵食品を摂る事が有効とされている。ビタミンCの摂取もまた、肝毒性を低減する可能性がある。ただし、PFASの分解を促進する薬は現時点では開発されていない。有機フッ素化合物(PFAS)の摂取を回避させる方法として一番の対応策としては、家庭に浄水器の設置、使用も有効的とされる。どうすれば、子ども達の未来を保証できる社会にするのかは、今の私達が率先して、より良い社会を作る事に賭けられている。

ドキュメンタリー映画『ウナイ 透明な闇 PFAS汚染に立ち向かう』は現在、関西では8月22日(金)より京都府の京都シネマ。8月30日(土)より大阪府の第七藝術劇場、兵庫県の元町映画館にて公開中。また、9月30日(火)より兵庫県の洲本オリオンにて、公開予定。兵庫県のシネ・ピピアは、近日の予定となる。
(※1)大事な水、どうやって備えますか?https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/imadoki/imadoki02_10.html(2025年9月4日)
(※2)【解説記事】他人事ではない水質汚染|原因と日本の対策、私たちにできることhttps://www.kyowakirin.co.jp/stories/20230620-05/index.html#:~:text=%E7%94%A3%E6%A5%AD%E6%8E%92%E6%B0%B4,%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E9%87%8D%E8%A6%81%E3%81%A0%E3%80%82(2025年9月4日)
(※3)“有害”化学物質PFAS 各地で波紋広がるhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20221124/k10013899691000.html#:~:text=%E6%A8%AA%E9%A0%88%E8%B3%80%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E3%81%8B%E3%82%89PFAS%20%E5%8F%B8%E4%BB%A4,%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%A8%E8%AC%9D%E7%BD%AA%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82(2025年9月5日)
(※4)大阪・枚方の井戸水から目標値超PFAS、飲用控えるよう周知 健康被害の報告なしhttps://www.sankei.com/article/20240823-QGX6KSIYJVN2TNVLNDHTNLCVO4/(2025年9月5日)
(※5)「わが子に毒を飲ませていたかもしれない」PFAS汚染問題と闘う女性たちを描く映画「ウナイ 透明な闇」に込められた平良監督の怒りと願いhttps://gendai.media/articles/-/157126?page=2(2025年9月5日)
(※6)分解されないから、永遠に残る化学物質「PFAS(ピーファス)」は、何が怖い?https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2024/104571/sustainable#:~:text=%E3%81%97%E3%81%8B%E3%81%97%E3%80%81PFAS%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%AB,%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A9%E3%82%A2%E2%80%BB2%EF%BC%89%E3%80%8D%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82&text=%E3%81%93%E3%82%8C%E3%82%89%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%B3%AA%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E7%92%B0%E5%A2%83,%E3%81%8A%E8%A9%B1%E3%81%97%E3%82%92%E4%BC%BA%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82(2025年9月5日)
(※7)「母親のPFASばく露と子どもの染色体異常:子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」に関する研究論文の発表についてhttps://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240918/20240918.html#:~:text=%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%80%81%E5%88%86%E6%9E%90%E5%AF%BE%E8%B1%A1%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%9F,%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E7%AD%89%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82(2025年9月5日)
(※8)PFAS(ピーファス)とは? 有機フッ素化合物の人体への影響や水道水の安全性https://wacoms.jp/media/column/organic-fluorine-compound/(2025年9月5日)
(※9)PFASとは?人体への影響や日本の水道水の安全性、各国の取り組みを紹介https://www.asahi.com/sdgs/article/15581048#:~:text=%EF%BC%881%EF%BC%89PFAS%E3%81%8C%E5%95%8F%E9%A1%8C%E8%A6%96%E3%81%95%E3%82%8C%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%81%9F%E7%B5%8C%E7%B7%AF,-PFAS%E3%81%AF%E9%9D%9E%E5%B8%B8&text=PFAS%E3%81%AE%E8%A6%8F%E5%88%B6%E3%81%8C%E4%B8%96%E7%95%8C,%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E5%90%88%E6%84%8F%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82(2025年9月5日)